臨床研究センターについて
センター長ごあいさつ
臨床研究センター長
杉野 法広 教授
2014年12月22日、文部科学省と厚生労働省で告示された「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」が、2015年4月1日より施工され、
院内で行われる人医学系研究は、本倫理指針を遵守して適正な実施が求められています。
大学病院としての研究機能を果たすため、臨床研究センターでは、従来の治験(企業主導と医師主導)に加えて、臨床研究についても支援体制の整備を進めています。
大学病院としての研究機能を果たすため、臨床研究センターでは、従来の治験(企業主導と医師主導)に加えて、臨床研究についても支援体制の整備を進めています。
センター概要
人医学系研究等(医薬品・医療機器開発のための「治験」、「人医学系研究」)の科学性、倫理性の確保と質の向上を目指したトータルサポートを提供しています。
◆事務局部門
・治験を依頼する企業との契約
・人医学系研究等の妥当性を審査する委員会(IRB:Institutional Review Board)の運営
・関連書類の保管
◆コーディネーター部門
・治験・人医学系研究等に携わるスタッフのサポート
・治験・人医学系研究等に参加して頂く患者さんのサポート
・治験外来での専任コーディネーターによるサポート
◆データマネジメント部門
・人医学系研究等の症例データ管理
・研究計画書等の作成支援
~人医学系研究等のトータルサポート~
全国規模の大規模臨床研究の支援や医師主導治験の支援を行っています。また、大学内の生物統計家の協力のもと、研究計画書の作成支援、 プロジェクトマネージャーによる研究全体のマネージメントサポートなどを実施しています。
◆事務局部門
・治験を依頼する企業との契約
・人医学系研究等の妥当性を審査する委員会(IRB:Institutional Review Board)の運営
・関連書類の保管
◆コーディネーター部門
・治験・人医学系研究等に携わるスタッフのサポート
・治験・人医学系研究等に参加して頂く患者さんのサポート
・治験外来での専任コーディネーターによるサポート
◆データマネジメント部門
・人医学系研究等の症例データ管理
・研究計画書等の作成支援
~人医学系研究等のトータルサポート~
全国規模の大規模臨床研究の支援や医師主導治験の支援を行っています。また、大学内の生物統計家の協力のもと、研究計画書の作成支援、 プロジェクトマネージャーによる研究全体のマネージメントサポートなどを実施しています。
臨床研究センターのあゆみ
年 | 月 | イベント |
---|---|---|
1996年 | 03月 | 治験コーディネーター制度の導入を決定 |
04月 | 治験コーディネーターとして薬剤師・事務官採用 | |
10月 | 特定療養費制度による治験を試行(2件) | |
12月 | 新システムによる治験を試行 | |
1997年 | 01月 | 新GCP対応規則の検討開始 |
03月 | 新GCP対応規則決定、治験委員会開催 | |
04月 | 新GCPによる運用の開始 | |
1998年 | 04月 | 新GCPの完全実施 |
07月 | 院内措置として「治験管理センター」設置 | |
10月 | 治験コーディネーターとして看護師を導入 | |
1999年 | 04月 | 治験コーディネーターとして薬剤師・看護師各1名が文部省(当時)から配置 |
2000年 | 03月 | 第1回治験推進セミナーを開催 |
2001年 | 04月 | 国立大学で最初の省令施設として文部科学省より「治験管理センター」設置を認可される、専任教官(助教授)配置 |
04月 | 山口大学病院治験審査委員会を共同IRBとして機能させた『地域治験ネットワーク』を全国に先駆けて開始 | |
2002年 | 02月 | 国立大学で全国2番目となる「臨床治験外来」を開設 |
06月 | 文部科学省主催 国公私立大学病院治験コーディネーター養成研修(当時)の事務局を担当し現在に至る | |
2003年 | 05月 | 地域治験ネットワークを全国規模で展開し、臨床研究を促進した日本高血圧学会後援大規模臨床研究COPE Trialを開始 | (全国2000名の研究参加医師と共に約3500名の高血圧患者をフォロー中) |
2004年 | 04月 | 国立大学法人移行に伴い「治験管理センター」の名称を「臨床試験支援センタ ー」に変更 |
2007年 | 08月 | 厚生労働省における新たな治験活性化5カ年計画の一環として、治験拠点医療 機関に認定 |
08月 | 国公私立大学を通じた大学教育改革の支援(文部科学省)の一環である「 医療人GP」に選定 | |
2009年 | 臨床研究利益相反マネジメントワーキングによる「利益相反」審査開始 | |
2010年 | 臨床研究計画書等の雛形作成・提供開始 | |
COPE Trial第23回国際高血圧学会(ISH)Late Breaking Clinical Trialsにて結果発表入 | ||
2011年 | COPE Trial論文発表 | |
製薬企業等を対象に病院見学ツアーを開始 | ||
2012年 | 厚生科学研究費補助金による医師主導治験開始:調整医療機関 | |
2013年 | 「臨床研究申請システム」導入 | |
公知フォーマットのセンターHP一括掲載を開始 | ||
2014年 | 04月 | 「臨床試験支援センター」の名称を「臨床研究センター」に変更 |
2015年 | 11月 | 「山口大学特定認定再生医療等委員会」を設置 |
2017年 | 3月 | 「平成28年度倫理審査委員会認定制度構築事業」に採択された |
『治験コーディネーター』命名の由来
『治験コーディネーター』という言葉は、平成8年3月から山口大学病院薬剤部で他に先駆けて 我が国で初めて使いはじめました。当時の病院長である河合教授と薬剤部長である神谷教授が アメリカのクリニカル・リサーチ・コーディネーター(CRC)やリサーチ・ナース、スタディ・ナース と言われる人達とは異なり、主に治験を中心に活動する日本版CRCを目指し、臨床治験をサポート する専門職員として『治験コーディネーター』と命名し、活動を開始しました。 その後、この言葉は日本の治験関係者の間でCRCの代名詞として広く使われるようになり、 現在では医療従事者をはじめとして患者さんの間でも広く認知され一般に使われるようになっています。
パンフレット作成しました!
臨床研究センターでは、多くの患者さんや医療従事者の方に治験や人医学系研究について知っていただくためにパンフレットを作成しました。 パンフレットは「患者さん用」と「医療従事者用」の2種類あります。
現在、患者さん用パンフレットを各診療科の外来に配布してあります。 また、臨床研究センター前には患者さん用と医療従事者用の2種類をご用意して ありますのでご自由にお持ち帰り下さい。
患者さん用 医療従事者用
平成28年倫理審査委員会認定制度構築事業の審査結果について
平成29年3月31日付けで倫理審査委員会の認定を頂くことができました!