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出前講義:講義詳細

● 応用科学

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4-410
食糧危機ならずとも積極的に昆虫を食べるべき理由

大学院創成科学研究科(農学) 生物機能科学分野 教授 井内 良仁 生活科学 食品科学

昆虫食は近未来の食糧危機における救世主とも言われていますが、肥満人口が飢餓人口を大きく上回る現代においてどれだけの貢献が出来るかは疑問です。しかし昆虫食に肥満防止・疾患予防などの健康機能性があるとしたらどうでしょうか? 本講義では「昆虫食」が単なる「ゲテモノ食」「代替タンパク質」ではなく、私たちの健康に積極的に関与する「機能性食品」である理由、さらに科学教育の好材料である理由について、最新の実験データとともに解説します。(備考:プロジェクター、スクリーン要)(対象:中学校、高等学校)
4-411
化学生態学 −香りを介した植物− 植物、植物-昆虫コミュニケーション

大学院創成科学研究科(農学) 生物機能科学分野 教授 松井 健二 生物

植物は様々な香り物質を放散しています。進化の過程で植物はなぜ香りを放散する能力を獲得し、その能力を今まで維持してきたのでしょうか。最近の研究で植物が香りを介して周囲の生物とコミュニケーションしていることが明らかになりつつあります。このようなコミュニケーション能力をうまく利用すると農業への応用も可能かも知れません。こうした研究分野は「化学生態学」と呼ばれます。ここでは化学生態学を概観し、その中で植物の「香り」の役割について考えます。 (備考:プロジェクター、スクリーン要)(対象:高等学校)
4-412
生活の香りを科学する

大学院創成科学研究科(農学) 生物機能科学分野 教授 赤壁 善彦 有機化学

我々の身の回りには様々な香り物質が存在し(発生源もさまざま)、好ましい香りから悪臭まで、それらに影響を受けながら生活しています。特に、食における香りの役割は重要であり、また、ある香りを嗅ぐことによって、気分や体調(ストレス、リラックスなど)に変化を及ぼす場合もあります。これら生活の香りの不思議な世界を例を挙げながら解説するとともに、私の研究成果に基づいた食材・商品開発を紹介をします。可能であれば、実際にサンプルの香りをいろいろ嗅いで、その面白さ・不思議さを体験して欲しいです。(備考:プロジェクター、スクリーン要)(対象:中学校、高等学校)
4-413
海のサイエンスワールド

大学院創成科学研究科(農学) 生物機能科学分野 教授 赤壁 善彦  有機化学

海洋生物は、陸上生物とは異なる独自の生態系を形成しています。その生存競争において、様々な物質を用いて化学防御したり、フェロモンなどのケミカルコミュニケーション(化学信号伝達物質)を巧みに利用して生活を営んでいます。この講義では、海の生物たちの具体的な例を示しながら解説し、その面白さや不思議さを化学の世界を通して体験して欲しいです。また、関連した講師の研究内容を紹介します。(備考:プロジェクター、スクリーン要)(対象:高等学校)
 

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