CNS-FACEⅡ

Homeページの「入力者を新規登録する」より、利用者登録をして下さい。入力する情報は、氏名、所属施設、職種、メールアドレスです（図1）。

登録が完了すると、入力者IDとパスワードが発行されます（図2）。入力IDは、登録したメールアドレスになります。パスワードは、4桁の英数字（半角）です。パスワードは忘れないようにして下さい。

Homeページまたはヘッダーメニューの「CNS-FACEⅡの測定をする」よりログインして下さい。
左サイドメニューの「新規患者」より、測定する患者と家族の基本情報を登録して下さい。入力する情報は、患者名、疾患名、重症度、対象家族などです（図3）。

＊項目の右横に マークがある場合、クリックするとその項目を説明するウィンドウが表示されます。

患者の実名は入力しないで下さい。入力者が判別できるよう、仮名、通名または患者を特定できる患者IDや任意の記号などを入力して下さい。

重症度では、緊急入院等での入院時の重症度、または、術後等でICUに入室時の重症度を選択して下さい。以下を参考にして下さい。

入院（入室）日は、カレンダーより入力できます（図4）。

同一患者で複数の家族の行動評定をする場合は、改めて「新規患者」の登録をして下さい。そのときの患者氏名は、前回入力した氏名と区別できるように、氏名の後に番号や記号を付けて下さい

患者リストより、測定する患者家族の「行動評定チェック」をクリックして下さい（図5）。

行動評定チェックの下段にある「行動評定日の入力」をクリックし、評定日を入力して下さい（図6）。カレンダーより入力できます。

行動評定日リストにある「開始」をクリックして31項目の行動評定をして下さい（図7）。

各項目では、「あてはまらない」、「少しあてはまる」、「あてはまる」、「大変あてはまる」の4段階です（図8）。

該当項目の内容に、全くあてはまらない場合は「あてはまらない」に、少しでもあてはまる場合には「少しあてはまる」に、全くその通りにあてはまっている場合は「大変あてはまる」に、「少しあてはまる」と「大変あてはまる」の中間の場合には「あてはまる」にチェックをしてください。

4段階評価とは別に、「評定不可」という評定項目があります。面会時間が短時間で、家族の顔も見ることができなかった場合や、その他の理由で評価できなかったときなど、どうしても評価できなかった場合には、ここをチェックしてください。ただし、ここにチェックが入らないように、看護師としての鋭い観察力と的確な洞察力を発揮してください。「評定不可」が多い場合、測定結果は「欠損値」として扱います。

行動評定の終了時、または行動評定チェックの行動評定日にある「結果を見る」をクリックすると、CNS-FACEⅡの測定結果が表示されます。結果は、横棒グラフ（図9）、レーダーチャート、日毎の折れ線グラフの3種類が表示されます。ただし、コーピングのレーダーチャートは表示されません。

「評定不可」が多く測定結果が「欠損値」になった場合は、グラフ上は0点で示されます。

「前へ」「次へ」ボタンをクリックすると、表示する結果の評定日を変更することができます。「初日」ボタンをクリックすると、行動評定を開始した日の結果を表示します。

ニードやコーピングの各項目のグラフにマウスカーソルを置くと、測定値が表示されます。

グラフの右上にあるのアイコンをクリックすると、PNG形式またはJPEG形式でグラフ画像をダウンロードすることができます。

レーダーチャートの黒線は、前バージョンのCNS-FACEで測定した150名の家族の延べ793日分のデータの平均値を示しています。

これまでの測定結果を表示する場合は、患者リストの「行動評定チェック」をクリックし、該当する行動評定日の「結果を見る」をクリックして下さい。

測定結果を削除する場合は、左サイドメニューにある「削除」をクリックして下さい。行動評定日毎に削除できます。

患者リストの左サイドメニューにある「ダウンロード」をクリックすると、患者家族の基本情報をダウンロードすることができます。また、行動評定チェックの左サイドメニューにある「結果のダウンロード」をクリックすると、該当患者家族の測定結果をダウンロードすることができます。いずれもCSVファイルなので、マイクロソフトEXCELなどの表計算ソフトで確認することができます。

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