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出前講義:講義詳細

● 応用科学

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4-320
化学反応の見える化!

大学院創成科学研究科(工学) 応用化学分野 教授 鬼村 謙二郎 化学

化学は原子や分子を扱う学問です。塩の結晶は肉眼で見えても、一つの塩化ナトリウム(NaCl)は見えませんよね。また塩酸水溶液と水酸化ナトリウム水溶液を混ぜて中和しても、無色透明の塩化ナトリウム水溶液になるだけで変化が見えません。でもリトマス試験紙やフェノールフタレインを加えておくと酸性とアルカリ性の変化を見ることができます。  本講義では目に見えない化学反応を人の目で確認できる「見える化」の原理やその利用などを学びます。希望に応じて簡単な体験実験も可能です。 小学校高学年、中学生については授業の進捗状況に合わせて対応します。 (備考:プロジェクター、スクリーン要。小学生高学年以上対象。)(対象:小学校、中学校、高等学校)
4-321
光るプラスチック 〜導電性高分子から有機ELまで〜

大学院創成科学研究科(工学) 応用化学分野 教授 鬼村 謙二郎 化学

化学反応のエネルギーを光に変えることをケミカルルミネッセンスと呼びます。また昔はテレビと言えばブラウン管でしたが、今では液晶テレビが主流です。次世代テレビとして『有機ELテレビ』が有ります。この有機EL(エレクトロルミネッセンス)とは有機化合物に電気を流すと光る物質です。普通、有機化合物や高分子は電気を通さない絶縁体ですが、結合の種類を変えたり、添加剤を加えることで電子が動きやすくなり電気が流れる導電性高分子になります。講義では導電性高分子を組み合わせて電気を流すと光る有機ELの原理を学び、ITやエレクトロニクスの未来を予想します。希望に応じて簡単な体験実験も可能です。 小学校高学年、中学生については授業の進捗状況に合わせて対応します。(備考:プロジェクター、スクリーン要。小学生高学年以上対象。)(対象:小学校、中学校、高等学校)
4-322
身近な有機・高分子化合物から海洋プラスチック汚染まで

大学院創成科学研究科(工学) 応用化学分野 教授 鬼村 謙二郎 化学

洗剤、医薬品、繊維、ゴム、プラスチックなどの有機化合物や高分子(プラスチック)の構造や機能についても説明します。一方、有機化合物や高分子は使用後、環境中に一放出されると回収は非常に困難となり、生態系や地球環境に甚大な影響を及ぼします。特に近年では海洋に漂うマイクロプラスチック問題が国内外でも取りざたされています。環境問題とSDGs (持続可能な開発目標) について日本や他国の取り組みや海洋プラスチック汚染について国内外の政府や企業の取り組みを解説します。 小学校高学年、中学生については授業の進捗状況に合わせて対応します。(備考:プロジェクター、スクリーン要。小学生高学年以上対象。)(対象:小学校、中学校、高等学校)
 

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