出前講義:講義詳細
● 社会科学※印について、今年度の出前講義のお申し込み受付は終了しました。 社会科学の全部を見る (特定の授業項目を見るには再び一覧から任意の番号をクリックしてください) 2-103 | 多様な社会集団と「フィクション」としての家族・親族
人文学部 人文学科(社会学講座) 准教授 小林 宏至 文化人類学・社会人類学
人間は生まれながらにして社会集団(多くは家族・親族)に属しています。ただし家族・親族は「フィクション」でもあります。たとえば日本人は、生まれながらにして「イエ」や氏族の一員となっています(ことが多いです)。しかし、誰をどの社会集団に組み込むかは、それぞれの社会に依存しており、その規則は多様性に満ちていて、人類に普遍的に存在するわけではありません。しかしながら、家族・親族的「フィクション」は無くなる気配はありません。講義ではなぜ家族・親族的な「フィクション」が存続し、どのような作用をもたらすかについて解説します。(備考:プロジェクター、スクリーン要)(対象:高等学校) |
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